クオリティシーズン

一年のうちで、最上質の茶葉が収穫できる季節のことである。

上質の茶葉ができる条件は、日照量と気温に恵まれることである。
さらに芽の成長が早過ぎず、成分の蓄積が充分にできることが必要とされる。

一般的なクオリティシーズンは、乾燥した状態が長く続いた後であり、
すなわちそれは乾季の終わり頃にあたる。

紅茶の茶樹は、大体が雨季と乾季のある
亜熱帯や熱帯で栽培されており、その地の太陽の光を浴びることで、
香りの成分を含むポリフェノールがたくさん作られ、
クオリティシーズンである乾季の終わり頃には、香り高く高品質な紅茶ができあがる。