※ダルマイヤー
ドイツの都市ミュンヘンで18世紀より創業しているダルマイヤーは、ヨーロッパを代表するフーズブランドである。その紅茶は、一つひとつの茶葉にもっとも適した発酵方法にこだわり、それぞれに趣の違う香りを作り出している。
※コクラン・エネ
今から100年程前にお菓子と惣菜の店として創業。
パリ万博にも出品した歴史と伝統ある老舗。
ここの紅茶はフルーツや花の香りのフレーバーティーが主役である。
味わいにプラスして、ヘルシーでファッショナブルなイメージが人々の心を掴んだ。
※ミントン
ヴィクトリア女王が「世界でもっとも美しいボーン・チャイナ」と絶賛したミントンの創業は、 1793年。創業者は、ロンドンやストーク・オン・トレントで活躍した彫刻家でデザイナー、トーマス・ミントンである。200年の歴史を誇る英国の陶磁器メーカー「ミントン」の紅茶は、本格的なイングリッシュティーとして世界中で愛されている。
※ウイッタード
1886年ロンドンに創立された英国を代表する紅茶専門店である。
「最高の品質のものをお客様に」をモットーに、現在イギリス国内に100店舗を誇る。
ウイッタードの紅茶は、ブレンダーとして有名なジャイル・ヒルトン氏が原産地インド・スリランカなど、6つの指定茶園から直接買い付けている。
特にウィタードオリジナルは、お茶の個性を上手に引き出した銘茶として多くの顧客から支持されている。
※東インド会社
東インド会社は、エリザベス1世の勅命により設立され、イギリスに初めて紅茶を持ち込んだ由緒正しきブランドである。
1874年に国有化、その2年後の1876年に解散した。
しかし、1978年に現在の東インド会社が紋章院の許可を得て、当時の紋章・トレードマークを受け継いだ。
17世紀当時の伝統的なブレンドを今に再現している。
※フォートナム・アンド・メイソン
フォートナム・アンド・メイソンは、1707年ロンドンのピカデリーに創業した食料品店が始まりである。
やがてヴィクトリア女王御用達の店となり、クリミア戦争の頃には、ヴィクトリア女王がフォートナム・アンド・メイソンに命じて、野戦病院に食料品を送らせたという。
現代でもその伝統は息づいており、特にロイヤル・ブレンドの紅茶は逸品として名高い。
※1 ジャクソン紅茶
フレーバードティーの代表格・アールグレイを最初に発売したことで有名なブランドである。
グレイ伯爵のレピシを伝えられたジャクソンの創始者が、世界ではじめてアールグレイのブレンドを試みて脚光をあびたのは1830年のこととされる。
熟練のブレンダーによって厳選され、吟味を重ねてうまれた芳醇な香りの逸品は、紅茶の名門ジャクソンだけのテイストである。
※2 ラ・ティザニエール
フランス中のハーブ商が集まる南仏プロヴァンス地方のモンドヴァン・トウで、1981年に創業したラ・ティザニエール社はフランス国内で26%のシェアを誇るハーブティー専業メーカーである。
※リッジウェイ
1836年、トーマス・リッジウェイがロンドンで創業した。
彼は、東インド会社が独占権を握る紅茶貿易に「公正な価格で最高の品質を」というモットーで挑戦を挑んだ。
また当時珍しかったブレンドをスタートさせ、ブレンドのリッジウェイとしての基盤を作った。
1886年にはヴィクトリア女王から個人用のブレンド茶の注文を受け、英国御用達の栄誉を獲得するに到った。
※メルローズ
1812年、22歳のアンドリュー・メルローズがスコットランドのエディンバラに食品卸売業を開業したのが始まり。
1834年の輸入自由化にあわせて、チャーター船「ティークリッパー」を中国へ送って紅茶を輸入し、その3年後にはヴィクトリア女王に王室御用達の指定を受けた。
ティーテイスターが厳選したクオリティーの高いリーフティーを、スコットランドの女性の優雅な日常を花でイメージした壺(Jar)に詰め、ティータイムにぴったりの、華やかな雰囲気を演出している。