紅茶の茶葉を入れたティーポットの中に
湯を注いだ時に起きる、茶葉の対流運動である。
ティーポットの中を茶葉が上下する事で完全に開き、
香り・味とともに最大の持ち味が引き出される。
ジャンピングは、ティーポットに注いだ湯に含まれた空気が
対流を起こすことによって発生する。
ジャンピングをきちんと発生させるためには、
新鮮な空気を十分に含んだ水、
つまり汲みたて・沸かしたての水を使うことが重要なポイントとなる。
沸騰させ過ぎの湯や、長時間ポットに入れたままの湯、
ペットボトル等の汲み置きの水では、水の中に溶けている空気が不足し、
ジャンピングの現象は発生しない。