クレイグモア

クレイグモア農園は、19世紀後半に設立された茶園である。
茶園の位置するニルギリ南部の谷あいは、
約1800メートル前後の標高である。

この地方には安定した降雨量と昼と夜の温度差があり、
ハイグロウンティーでありながらも
ミディアムグロウンティーのような爽やかな飲み口や、
ダージリンを髣髴とさせる繊細な味わいがある。

クレイグモアは深い山間部に位置しており、
そのため水や電気などは茶園内で独自にまかなっている。
また、茶園内で働く人たちのために病院や学校まで存在している。

工場も茶園内にあり、収穫後の茶葉をすぐに製茶することができる。