リシーハット

リシーハット農園は、ダージリン中心街の西側に位置する茶園である。
イースタンバレーの標高約1000~2000メートルの高さの斜面で茶葉が栽培されている。

茶園は東西南北、つまり全ての方角に広がっているので、
どの茶葉も充分に日差しを浴びる事ができる。
その中でも特に日照時間が長い東の斜面は、
いち早くクオリティーシーズンを迎える。

茶園の両側に川が流れているので、地理的にも恵まれている。
またリシーハットのお茶は、その製造法が念入りにして丁寧なことで定評がある。

ヒンズー語でリシーは「聖者」、ハットは「場所」を表す。
つまり、リシーハットとは「聖なる場所」である。
または「平穏な場所」を意味するベンガル語であるという。