セリンボン農園は、ダージリンの街から西へ車で2時間ほど走らせると到着する。
ラボン渓谷に面した茶園で、
この茶園では太陽の光を均等に浴びせるために、
標高1600~2000メートルの高く険しい山の丘陵に沿って紅茶の樹が植えられている。
セリンボン農園は、1866年に設立された歴史ある茶園であり、
「バイオダイナミック製法」とよばれる有機栽培を実践していることで有名な茶園である。
紅茶の栽培に必要な肥料や水などは、すべて茶園内で調達されている。
そのような環境で丹念に育てられたお茶は、
香りも味わいもまろやかであり、冷めても渋みが出にくい。