オカイティ

ダージリン地方の西部に位置し、ネパールの国境に隣接する
標高1300~2000メートルの山間部に広がる茶園である。

有名な茶園が多いダージリン茶園の中でも、
5本の指に入ると言われているほど優良な農園である。

1959年の品評会では、
イギリスのエリザベス女王がオカイティの紅茶を絶賛し、
この茶園に手紙を送ったことでも有名である。

この茶園のお茶は上品で繊細な味わいが魅力であり、
毎年安定した品質の茶葉を産出することに定評がある。

茶園名の由来は、この地の紅茶を飲んだ人が
「Okay Tea(よいお茶だ)」と言ったことに始まるといわれる。