ピュッタボン

ダージリン地方で、最も北に位置する茶園の一つ。
まろやかな風味を持つダージリンを産出することで有名な茶園である。

ピュッタボンは広大な敷地を持つ大茶園で、
敷地内の標高は350~2000メートルにも渡る。

その中でも特に、標高の高い場所で収穫された茶葉に人気がある。

ここでは地の利に加え、茶葉の品種改良や技術研究に余念がない。
ゆえに、特有のみずみずしく甘みのある香りは定評がある。
特にファーストフラッシュの人気は高い。

茶園名の由来は、ヒンズー語で「葉っぱ(putta)」と「地域・場所(bong)」によるといわれている。
つまり「ピュッタボン」とは、「葉が生い茂る地域」という意味である。