インドネシア

インドネシアにおける紅茶の歴史は古く、1690年の植民地時代に遡る。
オランダ人が中国の苗木を初めて植えたのが、その始まりである。

19世紀の終わりに、アッサム種をスリランカから持ち込み、紅茶を産業として確立させた。

しかし、第二次世界大戦中の日本統治による綿栽培の優先や、
戦後におけるオランダとの独立戦争及び独立後の混乱などにより、
紅茶の生産量は一時落ち込んだ。

しかし、現在はスリランカで研修を受けるなどの活動の結果、
世界第4位の生産量を誇るまでに復興した。

産地としては、ジャワティーで有名なジャワなどがある。
乾季の5月から11月には乾いた季節風が吹き、
この時期には良質の茶葉が採れる。