モーリシャス島

モーリシャス共和国は、マダガスカルの東に浮かぶインド洋の国で、
リゾート地としても名高い。

お茶の栽培は、イギリス植民地時代の1917年に、
レユニオン島の高原部で試験栽培をしたことに始まる。

その後、大規模な紅茶栽培のプランテーションへと発展するが、
サイクロンの被害と採算の悪さから、ほとんどの茶園はサトウキビに転作されてしまった。

現在ではアッサム種をわずかに生産するのみであり、
その生産量は1400トンほどである。

モーリシャスで生産される茶葉は、コクのありミルクティー向きである。
中でもモーリシャスのバニラティーは有名である。