中国

中国は茶の発祥地である。
茶の歴史は古く、種類も多い。

種類は発酵度や製茶法によって分類され、
緑茶・黄茶・青茶・白茶・黒茶など数多くあるが、
完全発酵茶である紅茶はこれらに比べると歴史の浅い部類である。

初めて中国の工場で紅茶が生産されたのは1876年であり、
中国で茶の木が栽培されてから千年も後のことである。

中国国内で最もよく飲まれているのは緑茶であり、
現在も中国で生産される紅茶のほとんどは輸出用である。

中国の紅茶と言えば、
世界三大銘茶の一つである安徽省のキームンと、
燻製茶である福建省のラプサンスーチョンが名高い。