ケニア

ケニアにおける、産業としての紅茶生産の歴史はまだ40年ほどである。

しかし、ケニアは全体的に標高が高く、
その気候は安定しているため、茶葉が一年中収穫できる。

その強みを活かし、現在では世界第3位の生産量を誇り、
輸出量では1位の座をスリランカと争うほどである。

ケニアの茶葉は、コクや水色は強いが、渋みや香りが弱いので、
そのほとんどがCTC製法で作られ、ティーバッグに使われている。

また、ほんのりとした甘みがあるので、ミルクティーやチャイに向いている。

クオリティーシーズンは1・2月と7・8月である。