キャンディ
スリランカの「五大紅茶産地」で作られた茶葉の一つである。
またキャンディは、スリランカで最初に紅茶が作られた地である。
「紅茶の神様」と呼ばれるスコットランド人・ジェームズ・テーラーが、この地でアッサム種の栽培を試みたのが、その始まりである。
キャンディは、スリランカの標高400~600メートルの地で採れるローグロウンティーの代表格である。
アッサム種とは思えないほど、渋みや香りが弱く、
たいへんソフトな印象のお茶である。
オレンジ色の水色も美しく、
初心者にも好まれる紅茶であると言える。
茶葉に含まれるタンニンの量が少ないため、
クリームダウンを起こしにくい。
それゆえ、アイスティーにも向いている。