モーリシャス共和国は、マダガスカルの東に浮かぶインド洋の国で、リゾート地として有名である。
お茶の栽培はイギリス植民地時代の1917年に、
レユニオン島の高原部で試験栽培をしたことに始まる。
はじめは中国種が栽培されていたが、
現在栽培されているのはアッサム種である。
モーリシャスで生産される茶葉は、
水色が明るく淡白で、CTC製法で作られた紅茶が多い。
中でもフレーバードティーである、
モーリシャスのバニラティーは有名である。
名のとおり、バニラの甘い香りが強いお茶で、
その味もコクがあり甘く、ミルクティー向きである。