ニルギリはインド南部のタミールナドゥ州の丘陵地帯に位置する。
ニルギリは、ダージリンやアッサムのように個性の強い種類が多いインド紅茶の中では珍しく、個性の少ないお茶であるといえる。
むしろスリランカに近く気候も似ているため、セイロンティーに近い味といわれる。
クセがなく飲みやすいので、幅広い飲み方が楽しめる。
ミルクティーやアイスティーの他にも、スパイスやハーブを加えたバリエーションティーも美味しい。
現地の人々は、生姜と砂糖を入れて楽しんでいる。
また、ブレンドティー用の茶葉として用いられることも多い。
クオリティーシーズンは、季節風の吹く7~8月である。